TEL 087-886-6678[営業時間 10:00~17:00]〒761-8044 香川県高松市円座町永井835-1
Copyright © Ningyo no Aduma.All rights reserved.
注連縄のルーツとは、「天照大神」の「天の岩戸」の中で、引きこもった天照が、二度と岩戸の中に入らないように、「注連縄」で戸を塞いだ、と、されているのが起源のようです。
現代での注連縄の意味とは、神聖なもの、聖域を示す、といった意味になるようです。神社などである一定の領域を、縄で囲うことがありますが、これも同様の意味です。神社や神棚に祭るのは、神聖なものとしての象徴のようです。
玄関の正面には、「玉飾り」と呼ばれるしめ縄を飾ります。橙やうらじろが付いているものです。車に付けられるのも、「玉飾り」です。水回りには、「輪飾り」という文字通り輪の形のしめ縄を付けます。最近では、「輪飾り」の風習は廃れてきています。
神の宿る場所や各神の領域の入り口、つまり玄関や床の間、仕事場、台所などに飾り、つつがなく新しい一年が過ごせるように祈願します。また、愛車の外や車内に飾り、一年間の無事や交通安全を願う方も増えています。
注連縄は門松と同じく27日か28日に飾り、7日に外します。
最も適しているのは、末広がりの八が付く日、12月28日です。29日に飾るのは「苦立て」となり、縁起がよくないとされ、31日に飾るのは、「一夜飾り」といって、葬儀が一夜飾りなのでという説と、誠意がないという説がありますが、神様を迎えるにはふさわしくないので避けます。
注連縄は1月7日にはとり払います。
地方によっては10日、15日のところもあります。また、小正月のどんど焼きなど、神社などの境内でお正月飾りを焼く行事もありますので、お近くの神社やお寺などにお問い合わせ下さい。