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破魔弓とは「弓矢で魔を破く」という意味です。生まれた男の子が「強くたくましく育ってほしい」と願い、初正月に飾ります。
男の子の誕生と健やかな成長と、魔除けを願って贈る、日本古来の風習です。
母方の実家から贈られるのが一般的です。破魔弓の折半は余りありません。 贈られた方の対応もし易くなるという考えから、破魔弓は12月初旬ごろに贈ると喜ばれます。
男の子の誕生を祝い贈られる破魔弓は、左右に弓を2本配し、中央に箙(えびら)を、前面に矢を数本差し、下部に大きな矢尻型の飾りをつけ、さらに塗り物の飾り板をつけます。破魔弓の矢は備え矢とも呼ばれ、外からの魔(厄災)に備える意味があります。破魔弓の名前の通り、矢ではなく弓に破魔の意味が込められています。
初正月を迎えるときの魔よけとしての飾りである破魔弓・羽子板ですので、12月に入った頃から飾るのが一般的です。基本的には一年中飾っていただいてかまいませんが、もししまう場合は1月15日過ぎがよいでしょう。昔の元服、15才ごろまで飾りますと、一応羽子板や破魔弓の役目は終わったと考えて良いでしょう。
あまり難しく考えなくても構いませんが、晴れた乾燥した日にしまうこと。防虫剤は少な目に、普通の大きさで1~2個。しまうところは湿気の少ない場所に。
※破魔弓の中には樹脂が使われているものが有ります。裏を見れば分かりますのでその場合には防虫剤は入れないで下さい。
(変わりに鷹の爪を2,3個入れる)